嘆きのアリシア
作者 H9
出版社 一迅社
ジャンル 成年漫画
漫画「嘆きのアリシア」第2巻のご紹介。完結巻であり後編にあたる第2巻。
女を狙う凶悪ゴブリンの正体。そしてアリシアやローグス騎士団の命運が描かれていく。テンポの良い展開で描かれるアリシアと父親リチャードの運命。
儚く哀しき女騎士の騎士道が貫かれていきます!
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嘆きのアリシア【2巻】ネタバレ
父の汚名を晴らす為、ゴブリン島へ向かって真実を手に入れようとしていくアリシア。待ち受けていたのはアリシアの名前を呼ぶ大型ゴブリンの存在であった。
大型ゴブリンに身体を求められていくアリシア。
『それ以上…私の中に入って来ないで…』
強引に股間にねじ込まれるアリシア。抵抗虚しく怪力の前で成す術がなかった。
『俺の子を山ほど拵えてやるぜ!』
この言葉を聞いて大型ゴブリンの正体に気づくアリシア。ゴブリン騒動の犯人はライアンであった。
騒動を起こした理由を尋ねていく。
ライアンの父親であるヘルトロスの提案だと明かしていくライアン。
彼らの目的はローグス騎士団を貶めて騎士団の総括を奪う為であった。一方、ライアンの目的はアリシアを自分のモノにすること。
強引に荒々しくアリシアの身体を弄んでいくライアン。邪魔する小型ゴブリンを八つ裂きにしながら楽しむ。そして彼は提案。
リチャードを助ける為に大型ゴブリンは存在しなかったと報告してやると…。その代わり身体を差し出せと交換条件を示していく。
『やっぱり他の女とはまったく違うぜ!』
小型ゴブリンを排除した後、再びアリシアの身体を堪能していくライアン。興奮の絶頂に近づいていく。
最後まで抵抗の意思を見せていくアリシア。あまりの気持ちよさにライアンは焦点寸前。
『騎士道の道を踏み外した者の子供なんて孕みたくないわ』
必死で目の前にあった剣を握ってライアンの首めがけて振り抜くアリシア。ライアンの首を落とす事に成功していく。
しかし、完全に汚名を晴らすにはもう一つの証拠が必要だと感じたアリシア。
一方、城ではリチャードの公開処刑が開始されようとしていた。領主が尋ねる。最後に言い残す事はないかと。
『アリシアに私の最後の言葉を…』
その後、処刑場に現れるアリシア。
しかし、処刑台には無残な首を切り落とされた父親の姿。一歩遅かった。
その中で騒動の発端となったゴブリンの首を領主の前に差し出していく。
『しかし…これは偽りです…』
ゴブリンのマスクを剥ぐとライアンの姿。彼の父親であるヘルトロスは息子が殺された事で嘆く。
同時に騒動で目撃された中型のゴブリンについて正体を明かしていく。
『これはまさか…ワシのマスク!?』
アリシアはもう一つの証拠であったヘルトロス着用のゴブリンマスクを差し出していく。彼に被せて大勢の前でヘルトロスの首を斬るアリシア。
騒動の犯人二人を炙り出して首を取ったアリシア。
しかし、領主の許可なく剣を抜いたと自分の罪を叫んでいく。
『今ここで死をもって償います』
剣の切っ先を首元に持っていくアリシア。その瞬間…領主が制止させていく。要領の良い領主。ライアンやヘルトロスの企みをすぐに察する。
そしてゴブリンの首を取る事は命令であり、罪の対象にはならないと告げていく。
『それにアリシア…リチャードから最後の言葉を預かっておる…』
処刑前にリチャードがアリシアに残した言葉を聞かされていく。父の残した言葉に涙。ライアンのマスクだけでは証拠不十分だと思い…ヘルトロスのマスクを探す為に使った時間に悔いを残す。
父の死体に抱きつき、自分の想いを伝えていくアリシア。彼女をそっと見守っていく父・リチャード。
最後にその後のローグス騎士団が伝えられる。アリシアの活躍によって汚名を晴らし、騎士団はとこしえに繋がり続けたと…。ここで漫画「嘆きのアリシア」は完結となります。
嘆きのアリシア【2巻】感想
まさにハードコアなゴブリン系ファンタジー×エロス!
騎士道を貫くアリシアは超格好良いです!
そして一歩遅く命を落とす事になってしまったアリシアの父・リチャード。最後まで娘を想う良き父親でありました。
わずか2巻完結の作品ですが迫力のある画力とテンポの良いストーリーで一気に引き込まれた作品。普通にエロ要素無しでも面白い異色作品!
気になった方は是非、チェックしてみて欲しい漫画の一つです!
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